宇宙の距離はしご

担当:リレー講義

ベーシックコース


 天体までの距離の測り方には、いろいろな種類の測り方がありますが、近いところから遠いところまでをカバーする万能な測り方は存在しません。
いろいろな方法の測り方を、はしごをかけ替えるようにつないでいくことになりますので、全部まとめて「宇宙の距離はしご」と呼ばれます。
 本講座では、天体までの距離のいろいろな測り方を説明すると共に、関連する天体の性質と物理を丁寧にわかりやすく解説し、歴史的な経緯もご紹介します。
宇宙の距離はしごを一通り学ぶと、天文学の幅広い知見が得られます。
講義に専門性を活かすため、3名の講師陣によるリレー講義で実施します。


<講義内容>

① 宇宙の距離はしごとは オーバービュー (中道)
② 太陽系天体までの距離の測り方 (小林)
③ 年周視差 Ⅰ (小林)
④ 年周視差 Ⅱ (小林)
⑤ 星団を用いる方法 (池田)
⑥ 連星を用いる方法 (中道)
⑦ 銀河系の回転特性を用いる方法 (池田)
⑧ 脈動星を用いる方法 (小林)
⑨ 銀河までの距離 Ⅰ ー球状星団、惑星状星雲を用いる方法ー (中道)
⑩ 銀河までの距離 Ⅱ ー銀河の性質を用いる方法ー(中道)
⑪ 新星、超新星を用いる方法 (中道)
⑫ 銀河団までの距離の測り方 (中道)


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