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J.J.サクライ『現代の量子力学』を読もう |
担当：新居 舜 |
ベーシックコース |
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J.J.サクライ著「現代の量子力学 （上）＆（下）第2版 (物理学叢書)」吉岡書店 は、大学の理系学部程度の数学、物理学を一通り学ばれた方が、２冊目の量子力学の本として読んでいただくのに適した本であると考えます。 本書は、初めて量子力学を学ぶ人には情報が多すぎてわかりにくい面がありますが、２冊目に読む本としては、理論を構築して実験結果を説明できるようになるという思想が明瞭ですので、非常に勉強になります。 最初にスピンの実験結果とその説明が記載されていることにも、この本の思想の特徴が表れていて興味深い本です。 本輪講では、 少人数のゼミ形式で上記「現代の量子力学（上）」を読み進め、並行して本に載っている演習問題を全て解いていきます。 「演習 現代の量子力学 J.J.サクライの問題解説 第2版 (物理学叢書)」吉岡書店 を参考にしながら、ゼミにてわからない箇所を解決し、参加者同士で量子力学に関する議論をしながら理解を深めていきます。 本科目を担当される新居先生は、アドバイザーという立場で参加者の自由な議論を暖かく見守り、議論が誤った方向へ行くと適格なアドバイスや説明をされます。 本を読み、演習問題をあらかじめ解いておく予習が不可欠ですので、熱意のある方の参加をお待ちしております。 予習に時間がかかると思いますが、議論することの楽しさと量子力学の面白さを味わっていただけます。現在は２章の途中です。参加を希望される方は、随時ご連絡ください。 日時 約３週間に１回 火曜日 １９：００～２１：００ ネット講義 受講生とご相談のうえ、スケジュールを決定します。
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