相対論演習

担当:中道 晶香

アドバンスドコース


アインシュタインが一般相対性理論を発表してから、もうすぐ1世紀がたちます。 これまで相対性理論は、太陽系や中性子星、ブラックホールなど、 さまざまなスケールにおいて検証されてきました。
本講義では、相対性理論について数式を用いて一通り学んだ経験のある方を対象に、 具体的な問題を演習形式で取り扱っていきます。 相対性理論が身近な生活の中で、あるいは宇宙に対して、どのように使われるのか、 どの程度必要なのかを実感できる講座です。


毎回の講義で課題を出しますので、次の講義までに考えてみてください。 次回の講義にて解答解説を行います。


<講義内容>

① マイケルソン・モーレーの実験(特殊相対性理論)
② 宇宙ジェットの超光速運動(特殊相対性理論)
③ 相対論的力学
④ 相対論的電磁気学
⑤ 重力場中の荷電粒子による輻射
⑥ GPS衛星に相対論がどれだけ必要か
⑦ 水星の近日点移動
⑧ 重力レンズ効果
⑨ パルサーの回転速度の減少〜重力波放出の反作用〜
⑩ 原初重力波Bモード偏光とインフレーション Ⅰ
⑪ 原初重力波Bモード偏光とインフレーション Ⅱ
⑫ フリー・ディスカッション


 講義カレンダーをみる  

 アドバンスドコースに戻る